インディーズ3Dアニメ映画『牛来』は8月5日に中国国内で劇場公開されました。母親と息子の2人が自宅のパソコンで約5年間をかけて制作した長編アニメで、公開後はネット拡散を受けて興行面でも注目を集めています。
作品概要と公開後の状況
『牛来』は全編86分の夢を舞台にした動物寓話の長編アニメで、臆病な子牛・牛来が成長して立ち上がるまでを描きます。母親と息子の2人が自宅のパソコンで約5年間をかけて制作した作品です。
同作は8月5日に中国国内で劇場公開され、ネットをきっかけに拡散していると伝えられています。公開後の興行では8月中旬時点で興行収入が約3,940万元に達したとの報告があります。
宣伝と受け止められ方
公開時には劇場に掲出された宣伝ポスターが“手描き”である点が指摘されています。映画館スタッフが応急で手描きのポスターを作成・掲出したとの報告もあります。
視聴者からは映像の粗さやキャラクターの動き、台詞や字幕の不備などを指摘する声があり、一般的な劇場公開アニメの制作基準に達していないと評する意見も出ています。業界関係者は今回のヒットをSNS拡散と社会心理が重なった特殊な事例と見るとの指摘があります。
物語の要素(簡潔)
物語では、牛来が夢の中で子ヒョウの豹拉と出会い友情を結ぶ一方、オオカミの脅威や群れの移住、母牛の死といった喪失と試練を経て成長していく展開が描かれます。
参考:アニメ!アニメ!